プログラム報告　～性について考える～ - 生きづらさを抱えた女性の福祉事業所「amiga」のブログ

ご報告が遅くなりましたが、18日のプログラム「みんなで対話する時間」は、LGBT当事者コミュニティにいるアミーガスタッフりえさんを囲んで、

性（ジェンダー・セクシャリティ）、LGBT、差別や偏見、ルッキズム、人権、暴力と尊重について、それぞれの意見や疑問を分かち合いました。

このテーマを選んだきっかけは、

アコアの「女性限定」という表記について

（アコアがNPO法人化した2017年からずっと）

悩ましく考えていたことと、

アミーガのスタッフになってくれたりえさんが

LGBTのコミュニティにいらっしゃる当事者で、

（パートナーさんはトランスジェンダーさん）

りえさんのご友人のヤフーニュースの記事も拝見して、

これは、みんなで話そう！・・となったのでした。

参加者からは

・どこに行っても女性差別はある。

・生まれた性別だけではやっていけない苦しさ。
・アミーガの「女性のみ」はありがたい。（DV加害者やヘイトが紛れ込まない）
・自分も男性は何となく苦手(美容室や教習所でも男性を避ける、お付き合いする男性もどこか女性らしい人を選ぶ）

・LGBTQについては周りにもいた。なりすましや利用している人を見ると頭にくる。
・アミーガの「女性限定」の表記は、多様性のひとつだと思う。悪い事ではない。
・男性に対するトラウマがあるから施設を探すときにも苦手な性質を持った男性がいて通所継続できなかった。
・アミーガの「女性限定」の表記は安心して通うことができる。
・LGBTQについてもっと勉強したい。

・みんなが住みやすい世の中になってほしい。
・(LGBTQの方が)身近にいらっしゃる事を知らなかった恥ずかしい。

・(友人の勤務先にもLGBTQの方がいると聞いているので）もっと当事者の方と話してみてはどうかと思う。
・アミーガの「女性限定」については、女性ならではの問題に対処できる。弱い女性の立場について」考えることが男性も住みよい社会になるのでは。

・知ることが第１歩。

・内容は違えど自分と同じように悩んでいる人たちがいると知った。

・LGBTQを利用して性的暴力をふるう人たちの存在が怖い

・トランスヘイトやバッシングは、性別やトランス云々ではなく「暴力を用いる人間」として「暴力」を理解しなくしていくことが大事。

・女らしさ、男らしさの定義について考え直した。

・押し付けでなく個々人の自由。問題意識を持ち議論することで成熟した大人になれる。

等、想定以上にたくさんの質問やご意見がでてきました。

りえさん、皆さん、ありがとうございました。

「今後も継続してみんなで考えていきたい」というご感想もいただいたので

ぜひまた計画したいと思っています。　　