【生き直す】~リンダ~
私はクロスアディクション者です。
その他諸々の疾患があります。大きなトラウマもあります。
ちなみにクロスアディクションとは、物質、行動、人間関係、全てに対して依存行為をする事です。
別名「嗜癖」と言います。
私がAMIGAに通い出したのは2024年3月の終わりでした。
2024年の1月にとある全国版のコミュニティ誌で私は今の気持ちを作文として書き掲載されました。
その時の題名も「生き直す」でした。
私にとってAMIGAに繋がるまでの道のりはとても長く暗いトンネルの中で光も見えずさまよっている様でした。
そんな中で、命取りともなる1つのアディクョンを10年前に断ちましたが、それでも私の生きづらさは消えません。 1つやめても他のアディクションが顔を出す。
丁度その2年程前、私の生き辛さの核となる’ 幼少期からの育って行く過程’に原因があったのだと気づく機会がありました。
事情があり、AMIGAの拠点が変わったことを機に私はAMIGAのドアをノックしました。
AMIGAに通所しだして「私が知りたかった事はこれなのよ!」と思いました。
私が病気を発症した時代には今の様にSNSも無く精神科的な情報は身近にほぼ無く本屋さんで立ち読みするくらいでした。
幸いにも私はAMIGAでも読み合わせをしている「子どもを生きれば大人になれる」という本を読んでいました。
その中に私の生き辛さのヒントが沢山書かれていました。
私は自分が幼少期に何に傷付いたのかは分かっていましたがそれが今の私の日常にも影響を及ぼしているとは思いもしませんでした。
その経験がその後の私の人生の中の人間関係で同じパターンを繰り返させていたのだという事は、衝撃でした。
この本はアミーガの読み合わせプログラムで何回も何回も皆で同じ様に読むのですが、その時その時で違う気づきがあり自分の心の奥底に蓋をしてきた、または無かったことにしてきた感情と向き合う事になるのです。
その過去の無かった事にしてきた感情に直面した時は、怒りを通り越してもはや憎しみになってるものや悲しみ、寂しさ、愛されたかった等、自分の心の奥底にある本音に直面する事になります。
その気持ちに向き合う事は痛みを伴うものです。
しかしその痛みを大人になった私が、沢山泣き、繰り返し繰り返し仲間の中で話す事で本当に本当に少しづつですが、過去の私の存在が愛おしくなってくるという体験しました。
私は今まで自分自身を放棄してきました。
その為、自分の大切な心と身体を外側の他の物で埋めるという生き方をしてきたのだと今気付いています。
AMIGAに通所するのも残り少なくなってきましたが、これからやっていこうと思っている事は、
自分の心の声を無視せず私の生きている時間を人に委ねない。
私は私を愛する。
これから何が起きても「私は私を受け入れ認め許し愛しています」この言葉を大切にしたいと思います。
自分を責めるのでは無く現実をただ見る。
これからもきっとこの繰り返しが「生き直す」という事だと今は思っています。
ここに至るまでには、AMIGAのスタッフにどれだけ親身になって話を聞いて頂いたことか。
一緒に泣いてくれ、一緒に楽しんでくれ、一緒に笑ってくれ、そのサポートが私の背中を押し続けてきたのは間違いありません。
人生の中の2年間というとても貴重な時間を、スタッフ、メンバーさんと出逢えた事、一緒に過ごせた事、これは私の中では「奇跡」だと思っています。
そして最後になりますが
今、私は私に胸を張って言ってあげたい。
「こういう生き方しか知らなかったもんね。今まで辛かったよね。
よく生きていてくれたね。ありがとう。」と…。
愛しています。 リンダ
「アミーガ」ご利用メンバー募集中です
現在アミーガでは19歳~66歳までのメンバーさん約20名の方が
それぞれのペースやタイミングでご利用くださっております。
お問い合わせ・見学ご希望等、お気軽にご連絡ください。
安心できる居場所が欲しい方、休職中のケアを求めている方、
基本的な生活訓練(料理や掃除・整理整頓等)のスキルを習得したい方、
生活リズムを調えたい方、家族関係の悩み・過去の体験に苦しんでいる方、
生きづらさを軽減したい方、より自由な自己表現や伝え方を習得したい方などなど
実践的なトレーニングを仲間と一緒にしてみませんか?
お問い合わせはお気軽に♪
AMIGAへのお問い合わせ amiga.acoa@gmail.com
080-9821-5151 092-985-3355
福岡県福岡市早良区高取2‐2-7 (地下鉄空港線「藤崎」駅より徒歩3分)
どうぞ一人で抱えず、あきらめないで、アミーガにつながってほしいです。
当事者団体ならではの回復のための知恵やスキル、情報を共有させてください。
必要な方に私たちの情報が届きますように☆彡