スタッフ研修ー自律訓練法ー報告 - 生きづらさを抱えた女性の福祉事業所「amiga」のブログ

こんばんは。ikueです。12月も半ばを過ぎましたね～

先のブログにもヨーコさんが書いてくれていますが、

今回２日連続で行った「自律訓練法」の

トレーニングプログラムには

スタッフも参加していただきました。

ゆくゆくは、スタッフの誰でもが

アミーガの利用者さんに必要な時に提供できるよう

これからもタイミングを見て研修を重ねていきますよ～

※【自律訓練法とは】（e-ヘルスネット厚生労働省より）

www.e-healthnet.mhlw.go.jp

アミーガのスタッフは今でも十分に朗らかで

調和的で

寛いだ空気感を全員でつくりだせる

（よーく笑う）最高のメンバー。

さらに呼吸の誘導が上達したら最強です★

めちゃくちゃ楽しみです～

以下、スタッフの皆さんの感想です。

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ペーシング。相手の呼吸をこんなにゆっくり見守りペースを合わせてみるような機会は日常にはない貴重な体験。相手の呼吸を大切にする行為を通して、他者の気持ちを想像する、尊重することがすこしづつ出来るようになるのではないかと感じた。

自立訓練法を習得することで、自分で心身のコントロールが出来るという利点を改めて実感した。フラバやパニックなどが起きた際に、このような方法をいくつか持っておくと、抜け出せるまでの時間が少しでも短くなったり、モードチェンジが出来るようになる。習得し多くのメンバーさんに伝えたいと思う。

メンバーさんへのペーシングはとても緊張しましたが、何回か入れ替わって練習をするうちに、相手へ委ねたり、相手を見守る気持ちが出てきて、居心地のよい感覚を味わう事ができました。

誘導する方では思ったよりも声かけのペースや間合いが難しく、そちらに気をとられて、相手の方に集中するのが難しかったです。誘導を受ける側では声かけを行う相手によって自分の感じ方が違うなと思いました。

ゆったりと横になった状態で受けた事でか、いくえさんの誘導の声に集中出来て、でも夢の中で聴いているような感覚でもあり、グングン引き込まれて呼吸が楽になっていきました。午後の時間で直前まで眠気があったのが、解催眠後はスッキリしていた。

実際に自分が誘導してみると、語尾や間の感覚に迷った所もあったからもう少し練習は必要だけれど、録音して自分に使ったり、自分の声一つで必要な場面で身近な人にもやってあげることができるのは便利だと思いました。

（ありがとうございます）

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呼吸って、わたしたちの「生」そのもの。

息をひそめ息を殺して緊張の中に生きるしかなかった過去があっても、生きてる限り呼吸自体は無くならない。安全な環境につながれたなら、ここからは少しずつでも自分の呼吸と仲良くなって自分自身と調和していけますように。これからも呼吸で遊んで？試して？いろんな体験をしていきたいです。もちろん、それぞれの方のペースやタイミングを尊重します。やりたい気持ちを起きたらその時に。

私自身、１３歳からの摂食障害や様々な依存を体験してきましたが、その回復に呼吸法や自律訓練法・リラクゼーションは欠かせないものでした。（今ではPTSDの症状だとわかるのですが、当時はすぐに「自律神経失調症」と診断されていた時代です）そのおかげで自律神経のバランスを整えるための様々なアプローチを探求してきました。

まだ試したことがない方で、興味関心をお持ちいただける方は

ぜひ他者誘導での体験をしてみてください。