生きづらさを抱えた女性の福祉事業所「amiga」のブログ

生きづらさを抱えた女性の福祉サービス事業所/ 自立訓練(生活訓練)/ 福岡

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仲間たちからメッセージ

こんばんは、いくえです。 

週末ですね。 今夜から冷えてくるみたいですね、どうぞみなさま暖かく過ごせますように。

 

さて。

今日はアコアの仲間たちが書いてくれた【請願書】を紹介します。

 

ちょうど昨年の今頃でしょうか・・この事業所の開設計画をし始めたとき障害福祉課から「新規開設する明確な理由を示すように」と言われ、それを伝えた仲間たちが応援メッセージとして書いてくださったものです。

仲間たちへの尊敬と感謝を込めてシェアします。

 

 

※「アミーガ」はNPO法人アコアが母体の福祉サービス事業です。アコアは何らかの暴力や暴力の影響を受けた女性たちの自助グループを中心に活動している団体ですが、事業所である「アミーガ」は暴力被害の有無は問わず、自立した生活を行うための支援を必要とする(+ご利用条件が適う)女性たちを支援する事業所です

 

 

 

S.E 女性 30代

私はアコアの(福祉サービス事業所「アミーガ」の)展望、活動幅の拡大を強く支持いたします。

理由は私自身が人としての尊厳を、生き方を、命を「アコア」での時間により取り戻したからです。今だ埋没したまま福祉に救われることのない『親から、社会から、搾取され続ける孤立したこどもたち』が、自らを犠牲としながら現在も息をひそめています。

 

私もかつてその一人として、自分自身が欠陥品であると信じ込み、搾取され続けていたことに気付くことなく生きてきました。

 

虐待とは、メディアで苛烈に取り上げられる過激なものばかりではない、もっと人間の根幹に潜む凍てついた憎しみと静かな悲しみにこそあります。両親の冷たい視線、発言、扱いから、こどもたちは自身の存在の価値などという本来は考えなくてもいい(なぜなら産まれながらすべての人は愛するに値するそれだけで十分な存在なのです)暗澹とした思考の闇に飲まれていきます。いじめられた方に原因があるなんてありません。それはその人の冠する社会という常識を覆したくないだけの自己防衛の発言なんだと思います。

 

私たちは産まれた瞬間に『罪悪感』なんて抱えて産まれてきません。生き始める段階から、愛を得られない足枷をはめられたこどもたちがいます。そして、その両親にも足枷ははめられています。何故なら、両親もその親たちから愛を教わっていなかったからです。

 

精神・暴力の虐待は祖父から親からこどもたちへ連鎖してゆきます。鳥はひな鳥に餌の取り方を教えます。何故ならその鳥の親から教わったから。祖父も両親へ生き方を教えます。自分の知っているやり方を。たとえそれが『世間一般的に見て、あるいは子どもたちから見て』『歪であろうとも』『それしか知らないから』。

 

生きづらさと『生きることへの罪悪感』に苛まれながら、自助ミーティングを開催されていたアコアに出会いました。そこで、正しいコミュニケーション、心の伝え方、自分自身との向き合い方を、詳細な文献とワークを通して『学び直し』ました。

 

産まれた時から愛情を知らない赤ちゃんは、愛のあるコミュニケーションを築きあうことが出来ません。いわば、アコアでの学びは私が両親から教わることが出来なかった『愛の教育』に関する再履修の機会だったのです。

 

巣から落ちたひな鳥を保護することで、未来にそのひな鳥がやがて育む新しい命が救われるように、アコアの学習機会の提供には重大な意味があります。私は代表との綿密な話あいの時間と、同じ境遇の仲間たちとの分かち合いを通して、両親のもとから脱出することが出来ました。本来であればひとり立ちでひとり暮らしに移行するのは自然で健全な流れでしょう。ですが、前述のとおり搾取されることが当たり前の日常の中で『脱出する発想そのもの』を私は持ち得ていなかったのです。

 

それを学ぶことで、自発的に、気付けた事は私の成長に大きく影響しています。救われたひな鳥が歌を覚えて羽ばたくように、健全なコミュニケーションを知ることが出来ました。これは将来的に私が侵す可能性があった間違ったコミュニケーションによる被害者を救うことにもなるのです。長期的な視点からも、アコアの活動には社会的な意味があります。たいせつなことは『安全な場所で、学ぶこと』。アコアにはそのノウハウと安全な場所、潤沢な経験がそろい、生きることに対する再出発ができる資源があります。

長文となりました。ここまで読んでくださり誠にありがとうございます。改めまして私はアコア、代表、関係者各位の今後の展望を強く支持し、応援しております。

以上になります。乱文失礼いたしました。少しでもお役に立てましたら幸いです。

 

 

 

***

先日のSさんに触発されて、アコアの生活訓練への懇願書の意見を書きました。

長文で申し訳ないですが、よろしくお願いします。(仮名:J.S.)

 

アコアの生活訓練は必要不可欠だと思います。なぜならアコアの回復プログラムは素晴らしいプログラムだからです。様々な力と仲間を与え、癒し、自ら選択する力を取り戻し、どんな困難も独りぼっちではなく仲間と温かく乗り越えさせてくれるからです。

 

私はこの素晴らしい回復プログラムを受けるため、他府県から引っ越してきました。引っ越してから、私は日毎にどんどん回復してきています。虐待を受け、依存症になり、自分を責め傷つけて孤独で暗黒の日々とお別れしました。『安心安全な』アコアという居場所と仲間が、私に力と幸せをくれます。

孤独の中でアコアという居場所と仲間が心に『独りじゃないよ。仲間がついてるよ』という灯火をくれました。

真っ暗闇だった中で、アコアという居場所が光をあててくれて、周りにたくさん転がっていた小さな幸せに目を向けさせてくれました。と同時に改めて自分が虐待と暴力を受けていたことに気づきました。

 

私は体に傷をつけられることはなかったんです。でも、心は傷だらけでボロボロでした。その心をケアしていくには、アコアの回復プログラムを渇望していました。

 

虐待や暴力を受けると、何がおかしいことなのかわからなくなってきます。それを仲間と一緒に回復プログラムを受けることで、本当におかしなことだったと気づけます。そうやって回復プログラムをシャワーのように浴びて、心が溶けていき、自分の言葉と感情を取り戻し、表現できるようになります。

自己否定をやめ、自尊心と自分を愛することを取り戻し始めました。しなやかな強さを手に入れ始めました。『生きる』力を取り戻し始めました。親との問題もさらりとこなせることが増えました。どんな困難も、自分が声を上げ主張すれば、自分にとって良い方向へ解決していくことも学びました。

それには回復の道を先ゆく仲間の力とアコアが必要でした。その仲間と繋がるにはアコアが必要でした。仲間とアコアの力のおかげで、今抱えている問題も乗り越えていっています。

 

社会的にも心身が健康な人間が増えれば、働く人が増え生産性が上がると思います。さらに言えば、健全なコミュニケーションを学んだ人が増えることで、優しい社会になっていきます。社会にあるパワハラなど様々な問題も減ります。社会的にも充分価値がある生活訓練になりうると思います。

まとまりがなく、長文失礼しました。アコアの生活訓練が実現されることを切に願います。応援しています。アコアの生活訓練へ通える日を夢見ています。

 

 

 

 

 

※「アミーガ」はNPO法人アコアが母体の福祉サービス事業です。アコアは何らかの暴力や暴力の影響を受けた女性たちの自助グループを中心に活動している団体ですが、事業所である「アミーガ」は暴力被害の有無は問わず、自立した生活を行うための支援を必要とする(+ご利用条件が適う)女性たちを支援する事業所です。

 

 

 

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